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CDM研究会について
活動状況

主な状況

  1. 技術基準改訂に伴い、CDM工法のコストが大幅に経済的になりました。
  2. (財)沿岸開発技術研究センター、(財)土木研究センターから発行された深層混合処理工法マニュアルが、公的なマニュアルとして位置づけられました。
  3. 市街地などにおける施工中の地盤変状をさらに低減したCDM-LODIC工法(変位低減型深層混合処理工法)の普及と技術の向上のため、CDM-LODIC部会を新設しました。
  4. 従来のCDM陸上機の標準タイプ(Ø1,000×2軸)に加え、大径型のCDM工法を確立させ、さらなるコスト低減化と適用範囲の拡大を図るべく大径型深層混合処理工法(CDM-Mega工法)を開発しました。
  5. 2001年4月から2軸型機械撹拌式深層混合処理法のコラム21工法協会、4軸同時施行が可能な深層混合処理法のLand4工法研究会と統合し、CDM研究会内にCDM-コラム部会、CDM-Land4部会を新設し、撹拌翼径Ø1500ミリ~Ø1600ミリの大径型施工など摘要範囲の拡大を図りました。
    以上の状況を踏まえ、CDM工法の説明会を開催し、工法の普及活動を積極的に推進して います。また、委託業務、共同研究、受託業務などを実施して、CDM工法技術の一層の 向上を図っています。
  6. 2005年2月から3軸型深層混合処理工法としてCDM-レムニ2/3工法が確立、CDM-レムニ2/3部会にて摘要範囲の拡大を図っています。
  7. 2006年6月からは、これからの環境問題を専門的に取り扱い、また積極的に取り組んでいく姿勢を社会にアピールする必要があるため、環境関連対策部会を設立し諸問題を検討していくことにしました。
  8. 2007年1月から、陸上機搭載型台船方式システム管理装置 CDM-FLOAT工法を開発し、CDM-FLOATグループを設立しました。
  9. 2007年5月から、環境関連対策部会に水底汚染土対策原位置固化処理工法のCDM-SSC工法を開発し、CDM-SSC部会を設立しました。
  10. 2011年4月 CDM-FLOATグループが、CDM-FLOAT部会に昇格しました。
  11. 2012年6月 CDM研究会設立35周年記念事業として記念冊子を刊行し、記念特別講演会を開催しました。
  12. 2014年11月 港湾・空港における深層混合処理工法技術マニュアルの発刊と相まって、港湾空港技術研究所・沿岸技術研究センターとの共同研究の成果である浮き型格子式液状化対策工法(フューラット工法)技術マニュアル(案)を刊行しました。
  13. 2022年12月 港湾空港技術研究所との共同研究の成果である堤防DM補強工法設計・施工マニュアル(案)および深層混合処理工法による岸壁構造設計・施工マニュアル(案)を刊行しました。
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活動内容

  1. CDM工法説明会の開催
    「海上工事における深層混合処理工法技術マニュアル」、「陸上工事における深層混合処理工法設計・施工マニュアル」の発刊、及び改訂に伴い、全国各地でCDM工法の説明会や講習会を開催しております。
    また、国土交通省各地方整備局、各地方公共団体、各公団公社へのPR等、積極的な工法普及活動に努めています。
  2. CDM施工管理システム審査の実施
    CDMの施工は、ニューバージョンによる施工管理システムの運用徹底および施工管理手法の統一、施工品質の向上を図り、より合理的な施工を目指しています。 平成15年9月には電子納品対応CDM施工管理システムを開発し運用しています。 また、平成19年1月には台船方式システム管理装置(CDM-FLOATシステム)を開発し、運用を始めました。
  3. 大径型深層混合処理工法(CDM-Mega工法)技術・積算資料の出版
    従来型の二軸機(Ø1000mm×2)の良さを継承しつつ、改良径をØ1200mm~Ø1300mmまで拡大し、単軸Ø1600mmを加えることにより、施工効率の向上、工期の短縮およびコスト低減を目指した大径型深層混合処理工法(CDM-Mega工法)を開発。本工法のパンフレット、技術・積算資料を出版しました。
  4. 技術展示への出展
    ○地盤工学研究発表会技術展示コーナー
    1999.07 第34回(於 東京国際展示場)
    2000.06 第35回(於 岐阜県長良川国際会議場)
    2001.06 第36回(於 徳島県アスティとくしま)
    2002.08 第37回(於 グランキューブ大阪)
    2003.07 第38回(於 秋田アトリオン)
    2004.07 第39回(於 新潟朱鷺メッセ)
    2005.07 第40回(於 函館国際ホテル)
    2006.07 第41回(於 鹿児島県民交流センター)
    2008.07 第43回(於 広島国際会議場)
    2009.07 第44回(於 神奈川関東学院大学)
    2010.08 第45回(於 愛媛大学)
    2011.07 第46回 (於 神戸コンベンションセンター)
    2012.07 第47回 (於 八戸工業大学)
    ○国際会議・セミナー等の技術展示コーナー
    2000.09 「地盤工学高知国際セミナー(ISGK2000)」
    2000.11 第8回「テクノオーシャン2000」(於 神戸国際会議場)
    2001.10 「建設技術フェア2001 in 関門」(於 下関あるかぽーと)
    2002.11 第9回「テクノオーシャン2002」(於 神戸国際会議場)
    2005.05 DM2005国際会議(於 ストックホルム)
    2014.10 2014地球環境保護・地盤改良技術展(於 東京ビッグサイト)
    2015.06 DM2015国際会議(於 サンフランシスコ)
    2015.10 建設技術展示館第13期展示(於 関東技術事務所)
    2016.09 地盤改良技術展2016(於 東京ビッグサイト)
    2018.05 建設技術展示館第14期展示(於 関東技術事務所)
    2018.09 地盤改良技術展2018(於 東京ビッグサイト)
    2019.09 地盤改良技術展2019(於 東京ビッグサイト)
    2020.12 建設技術展示館第15期展示(於 関東技術事務所)
    2022.09 地盤改良技術展2022(於 東京ビッグサイト)
    2023.05 建設技術展示館第16期展示(於 関東技術事務所)
  5. 企画・協賛行事
    2002.06 CDM研究会25周年記念特別講演会
    2002.11 深層混合処理法ワークショップ(DMM Workshop 2002 in Tokyo)を協賛
    2005.05 DM2005国際会議をストックホルムにて開催 協賛
    2007.06 CDM研究会30周年記念特別講演会
    2009.05 DM2009国際会議を沖縄にて共同主催
    2012.06 CDM研究会35周年記念特別講演会
    2015.05 DM2015国際会議をサンフランシスコで開催協賛
    2017.06 CDM研究会40周年記念特別講演会
    2021.06 DM2021国際会議(オンライン)に参加
    2022.06 CDM研究会45周年記念特別講演会
  6. 深層混合処理工法の国際基準化対応業務
    2002年以来、(独)港湾空港技術研究所より「深層混合処理工法の設計法に関する検討調査業務」を受託し、深層混合処理工法の設計法を国際基準の主旨・思想に沿った設計法に改訂するための調査・検討を実施しています。
  7. 国際会議への参画・協賛
    CDM研究会は欧州基準(ユーロコード)への対応、英文版深層混合処理技術マニュアルの出版、深層混合処理工法ワークショップ(2002.10)への協賛、論文発表など、今後のCDM工法の国際化を見据えた積極的な活動を展開しています。
    このワークショップに続き、2005年5月にスウェーデンで開催された深層混合処理工法国際会議Deep Mixing 2005に公式スポンサーとして協賛し、CDM工法のより一層の国際化、普及活動を展開しました。
    またDeep Mixing 2009を2009年5月に沖縄で共同主催し、22ヶ国 190名の参加を得ました。
    2015年6月にサンフランシスコで開催されたDeep Mixing 2015にて多数の論文を発表し、耐震補強や防災を進めている米国をはじめ世界各国にCDM工法の有効性をアピールすることができました。
    その後、2021年5月オンラインで開催されたDeep Mixing 2021に参加し、多数の論文を発表しました。
    なお、2024年12月2日~5日に横浜にて開催されるDeep Mixing 2024の共同主催者として鋭意準備を進めています。
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