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CDM-FLOAT工法

CDM-SSC工法とは

港湾、河川,湖沼などに堆積した汚染底質を周辺の水質に影響を与えることなく固化処理し安定化する工法です。
CDM-SSC工法は。固化処理工での水底汚染土の巻き上げや濁り拡散を防止するために、事前に覆砂工実施後、撹拌翼に鋼製カバーを取り付け、さらに処理機周囲に汚染防止膜を設置することで二重の汚濁拡散防止対策を行っています。
本工法は特許工法であり、下記の特許に基づいています。

・CDM特許工法特許 □登録番号 特許第3156050号
  □登録番号 特許第4405996号
  □登録番号 特許第5755786号
・CDM-SSC工法特許 □登録番号 特許第3610458号
  □登録番号 特許第3702407号
  □登録番号 特許第3668967号
  □特開 2007-307498
  2009年2月:東京都港湾局「新材料・新工法データベースに登録されました。
  2009年8月:東京都建設局「新技術情報データベース」に登録されました。
  2011年4月:公共工事における新技術活用システム(NETIS)に登録されました。
(NETIS登録番号 KT-110006-A)

水底汚染土対策 原位置固化処理工法
汚染防止膜付枠
鋼製カバー
汚染防止枠写真
鋼製カバー写真

CDM-SSC工法の特徴

セメント系安定材の添加・撹拌混合による汚染底泥の原位置固化処理工法です。
汚染土を覆砂工で被覆してから原位置固化を行うので低泥の巻き上げ、拡散を防止します。
原位置固化処理の施工は、汚染防止膜シート付専用枠の中で行います。
撹拌翼は、さらに鋼製カバーボックスの中で施工し、二重の拡散防止対策を行います。
狭隘な運河・内水面などでの施工が可能である。
施工管理はCDM-FLOATシステム(潮位管理機能付)を用います。
使用する機械は、CDM工法に属するすべての機種を使用することが可能です。

CDM-SSC工法の施工方法

施工手順は以下のとおりである。
(1) 準備工として、固化処理工の前に底泥拡散防止のための覆砂工(0.5~1.0mm.)を行う。
(2) 潮位を確認し、貫入を開始する。撹拌翼先端が覆砂下端に達したらセメントスラリーを吐出し、所定の貫入速度で汚染底泥を撹拌混合しつつ、規定改良下端深度まで貫入する。
(3) 下端深度確認後、先端処理を行う。
(4) 規定の撹拌回数を確保しながら地盤面上まで引抜く。
(5) 引抜き完了後、(1)要領で次杭打設位置まで移動する。

水質監視データ

SS推移グラフ(9月~1月度)

濁度推移グラフ(9月~1月度)
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